外資系中小企業は働きやすい!ワークライフバランスを大事にしたいなら外資系に転職すべき7つの理由
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先日Twitterでこんなツイートをみかけました。
これだけで差がつく!新卒の心得
— Koichi Sugimoto/ 豊かな社会を創るザ法人営業 (@koichi2905) January 9, 2020
・ハッキリと聞こえるように挨拶
・出社時刻の30分前に出社
・メールは即レスを意識する
・回答できないことがあれば「受領しました」だけ即レスする
・雑用ほど率先してやる
・飲み会は自分から幹事を申し出る
これくらいで評価が段違いなのでやらなきゃ損よ😇
こちらは、皆さんの会社にも当てはまりますか?
そして、このような日系企業文化にうんざりしてませんか?
もしうんざりされているのであれば、外資系中小企業は大変おすすめです。
(外資系中小企業の特徴は⇓)
中小外資ver
— きこ@スウェーデン (@se_kikokiko) January 9, 2020
・挨拶は普通に
・出社時間にPC立ち上げてればOK(在宅のチャット可)
・メールは即レスが良いけど、内容による
・「受領しました」メールは相手のメールボックスに無駄なメールを増やすのでしない
・雑用は外注、もしくはリソースをきちんと割り当てる
・飲み会なし、もしくはご勝手に https://t.co/WUxJUSLcDZ
ツイートは新入社員に言及していますが、10年弱(妊娠・出産含む)で2社の外資系中小に勤めた筆者の感想は、とっっっても働きやすかった!
これに限ります。そして、働きやすさを実現している要因はこちら⇓
ワークライフバランスを重視したい/子育て中でフレキシブルに働きたい/自由に働きたい、かつ高収入を得たい!こんな方々に外資系中小はとってもおすすめです。
ということで、今回は、外資系中小企業がなぜ働きやすいか?ワークライフバランスを大事にされたい方へおすすめする7つの理由について紹介します。
注)今回は外資系企業と言っても、中小規模の外資系を想定しています。
日本国内で大企業の外資系であれば、国内の組織が日系企業のように確立されているため、今回の内容は当てはまらないと思います。
外資系中小企業が働きやすい7つの理由
個人主義
この個人主義とは、個人で好き勝手して良いという意味ではありません。
外資系企業の場合、入社前に職務内容(Job Description)を明確にするため、入社後は基本的に自身の職責のみを全うします。
中には、『それは私の職責外です。』と断ってくる人もザラにいて、自分の職責範囲への意識は日系企業より高いです。
『それくらいやってよ〜』という場面も社内で見るので、自分にグレーなお願いが降ってきた場合は【どうすべきか】自身で考え上手く対応する必要もあります。
個人主義のメリットは、自分の業務を自分でコントロール出来る点です。
子供が急に熱を出しても他社員にしわ寄せが行ったりということが少なく、その点の心労的負担が軽い点は良いですね。
日系企業のようにチームで結果を出す形ではないので、良くも悪くも自分に返ってきます。
残業が少ない
外資系企業は個人主義=成果主義の世界ですが、成果を出すために『残業』することは好まれません。
日本にマネージャーがいたとしても、大体その上の上司は海外にいて、残業時間が多いと海外から『どうして日本人はこれだけ時間がかかるのか?』等と問い合わせが来たりすることも。。。
同じ職責でも他国の社員が残業なしで帰っていて、日本社員が残業多ければ疑問に思いますよね。。。
評価基準も日本企業のように『時間』で見ることはなく、基本『結果』を重視するので、可能な限り効率化して成果を出すほうが評価としては高くなります。
残業が少ない=その分就業後の時間がたっぷりある訳ですから、ワークライフバランスは実現しやすいです。
フレキシブルな働き方
外資系企業の場合、フレックスタイム制度やスパーフレックス制度、裁量労働制を導入している企業が多いかと思います。
フレックスタイム制度については、昨今、コアタイムを設けて適用する場合、結局コアタイム(10〜15時など)の制約があるため機能しにくいと言う声が多いので、スーパーフレックスや裁量労働制を適用する企業が増えている印象です。
どちらもフレキシブルに働くことができ、成果主義の外資系企業にとっては、仕事をより自分でコントール出来るというメリットがあります。
裁量労働制の場合は長時間労働を助長するという懸念点がありますが、外資系社員の場合、終わらなければ残業して頑張るというより、現状の問題点を上司に挙げて解決策を提案する能力が必要でしょうから一概に残業が増えるという状態にはなりません。
年収が高い(年俸制)
年俸制になると、月給は予め年間の基本給を決めて12割りします。
国によって交通費など手当てがある場合は、各国の法律や就業規則に基いて支給されます。
年俸制の良いところは、12割りなのでボーナスが無い点です。
『え〜ボーナスないの〜?』と思われる方もいるかもしませんが、基本給が上がれば育児休業給付金や失業給付金を計算する際の基本金額が増えますし、さらには育児休業等を取得すると出勤率がボーナス支給額に反映されるのでお勧めしません。
(昨年、育休取ったらボーナス減ったと話題になっていましたもんね。)
又、年俸制とは少し異なりますが、外資系の方が日系に比べて給与が高いのも事実です。
日本で上場している外資系中小企業は少ない為、先日発表された年収の高い企業ランキングには載っていませんが、外資系企業に勤める方の平均年収は800万円と言われています。
(日本全体の平均年収の約2倍です!)
有給が取りやすい
外資系社員の場合は、有給を社員の権利と理解しているので、消滅しない為にも全て取得しようとします。
筆者が勤めていた2社は、取得率が90%を超えていて、旅行やら一定期間毎週金曜日はお休みなど積極的に取得されていました。
又、外資系中小企業の場合は、日本国内の規模が『中小企業』だとしても、海外展開している以上、世界的に見ればそこそこ大きい会社は沢山あります。
海外の同僚は『権利は使うべし』という人も多いので、長期休暇を当たり前とする同僚も多く、自分が長期で休んでも誰もなにも言いません。
前述の個人主義も影響しており、自分のやるべき事をきちんと終わらせる、やるのであれば休暇は好きに取得してもらって構わない、という文化です。
飲み会がない
外資系企業で空気を読んで参加すべきような飲み会は、ほぼ存在しないかと思います。
(※外資大手は不明)
故に、忘年会や新年会もなく、もし行うとしても会社主催でホテルで行ったりと社員の負担はかなり軽減されます。
又、上司と飲みに行ったとしてもお酌することは、ほぼありえないです。
40〜60代の先輩方(男女)と飲んだことがありますが、手酌で十分という人しか見たことなく、更には周りからもそのように伺います。
おかげでお酌スキルは皆無です。。。汗
副業がしやすい
業界によって異なりますが、日系企業よりは『副業OK』な会社は多いかと思います。
働き方改革の一環として、今や政府も推進している副業。
副業をすることで、本業の方へスキルを還元するケースも多いようなので、一概にNGではなく、ある程度OKにするのが今後の傾向かと思います。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、外資系中小企業の働き方について7つの特徴を紹介しました。
外資系=英語力必須という印象があるので、入りにくいイメージがあるかもしれませんが、職務内容によっては読み書きレベルでOKというポジションも沢山あります。
もし次のキャリアを考えられる際、働きやすい会社が良いという方は是非検討材料にしてみてください。
最後に、1点だけ注意して頂きたいのは、外資系企業と言えど、日本国内の規模によって日系に近い社風の会社もあります。
又、日本企業と言えど、本気で働き方改革を実践し、社員の満足度が高い『働きやすさ』を実現されている企業さんもいらっしゃいます。
一概には言えないので、当記事を読んで外資系企業への転職を検討される方は、面接時に先方の会社さんと丁寧にすり合わせをしたり、口コミなどを確認されるのが良いかと思います。